デキるビジネスパーソンは決算書が読めないとダメ?! 「決算書の基本」 3つのポイント

 ポポです。

 大学生のみなさんや、新卒の社会人のみなさんは現代のビジネスパーソン三種の神器を知っていますか?

 その三種とは「IT」「英語」「会計」です。

 最初の二つはよく耳にすると思いますが、「会計」はなかなか身近にないものかもしれません。「会計」とは決算書を読むスキルのことです。いまや会計スキルは財務、経理担当だけではなく、あらゆるビジネス界に通用する共通言語といえるでしょう。

 「会計」スキルは資産運用を始めたい方にも学んでおきたい知識です。世の中の投資家は決算書から企業の分析を行い、企業の今後を予想しながらお金を投資するのが基本だからです。

 "決算書"という言葉もなじみがないかも知れません。しかし大丈夫です。これから私と一緒にこのブログを通して読んだころには、決算書からその会社の本当の姿を丸裸に見ることができるようになります。安心してください。

 では本題に参りましょう。

決算書とは?

 決算書とは、会社の状態を数字であらわしたものであり、会社の成績表といえばわかりやすいでしょう。また財務諸表とも呼ばれています。

 一口に決算書といっても様々な決算書が世の中には存在しますが、なかでも重要なものが財務三表と呼ばれる、「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の3つの決算書です。それぞれについてはこちらの記事に書いています。

ポイント①「作成義務」

 決算書は、法人格の会社だけではなく、個人事業主決算書を作成する義務が法律によって定められています。税金の計算のために税務署に提出することも義務となっています。

ポイント②「作成頻度」

 決算書を作る頻度は一年に一回以上作らなければなりません。最後に決算書を作った時からの成績表となるので、大企業などでは半年分の中間決算や四半期ごとの四半期決算などを行っているところも多いです。決算書を作るタイミングは会社によって自由ですが、法人格の会社では4月1日~3月31日の年度をベースとしていることが多いため、3月31日以降の作成が一般的です。

ポイント③「作成基準」

 決算書を作る際は「会計」のルールに従って作られます。これらは違う会社との比較をしたり、同じ会社の違う年度と比較したりする際に同じ条件にするために必要なルールです。そのため、決算書に赤字を黒字だと記載する粉飾決算など、ウソの報告は犯罪になります

 どうでしたか?何となく聞いたことがある「決算書」には、こういった明確なルールで作られているのです。もっと決算書について学びたいという方は続きの記事 をお読みください。では、明日も良い一日を!